2005年 05月 21日
首相の靖国神社参拝を考える-追悼懇- |
中国や韓国の言う「靖国神社への小泉首相の参拝反対」をかわすための新しい戦没者慰霊施設を作ってはどうかといった検討を以前、福田官房長官が私的懇談会として行っていた。「追悼・平和祈念のための記念碑等施設の在り方を考える懇談会」という。その懇談会で、平成14年2月1日の第2回会合において、興味深い議事録を見ることが出来る。
追悼懇(第2回)議事要旨(速報版)全国戦没者追悼式について委員からの質問
毎年8月15日に行われる「全国戦没者追悼式」には、もちろん小泉首相も出席してきた。中国や韓国が言うような「A級戦犯」を問題にするなら、なぜこの「全国戦没者追悼式」はお構いなしなのか?
当然ながら、この式典に首相が参加することを中国や韓国からとやかく言われる筋合は無い。
追悼懇(第2回)議事要旨(速報版)全国戦没者追悼式について委員からの質問
問:真ん中に立っている「戦没者之霊」の中にはA級、B級、C級戦犯も含まれるということか。(追記)この追悼懇が有益であったということではなく、厚生労働省や外務省が公式にホームページ上で、「全国戦没者追悼式にA級、B級、C級戦犯も含まれる」事を言っていることがポイントです。
答:(厚生労働省)そういう方々を包括的に全部引っくるめて全国戦没者という全体的な概念でとらえている。
問:全国戦没者追悼式にABC級の戦犯の御遺族が招待をされていて、霊の中にはそれが含まれるということについて今まで何か批判があったか。外務省に伺いたい。
答:(外務省)戦没者追悼式に関してどうこうということは、私の知る限りない。
毎年8月15日に行われる「全国戦没者追悼式」には、もちろん小泉首相も出席してきた。中国や韓国が言うような「A級戦犯」を問題にするなら、なぜこの「全国戦没者追悼式」はお構いなしなのか?
当然ながら、この式典に首相が参加することを中国や韓国からとやかく言われる筋合は無い。
by eric_tokugawa
| 2005-05-21 22:08
| 憂国