2005年 06月 12日
出てきましたアメリカのBSE牛(氷山の一角=牛群の一頭) |
日経新聞6月12日「米でBSE感染疑い牛・英の機関に確認検査依頼へ」
牛の年齢や出生地、飼育地などの個体情報は公表していない。今度もカナダ生まれと言う言い訳で済むのか?
米農務省は10日、米国内でBSE(牛海綿状脳症)に感染した疑いがある牛が新たに見つかったと発表した。精度の高い検査法で調べたところ、感染を示す陽性反応が出た。最終的な確認検査のため、牛の試料を国際的に権威がある英ウェイブリッジ研究所に送る。結果がでるまで数日かかるという。と、今の段階ではBSEの疑いがあるとしている。
この牛は昨年6月から進めているBSE強化サーベイランス検査で陽性反応が出た3頭の牛のうちの1頭。これらの3頭は農務省が確認検査に採用している「免疫組織化学法」ではすべて陰性だった。しかし今週初め、日本などで確認検査に使われている「ウエスタンブロット法」でも念のため再検査したところ、3頭のうち1頭が陽性を示した。検査体制を厳しくしたら出てきてしまったのか?日本の様な厳しい検査体制になればもっと出てくるかも知れない。アメリカ産牛肉輸入再開に向けた検討を行っているこの時期に、このニュース。
牛の年齢や出生地、飼育地などの個体情報は公表していない。今度もカナダ生まれと言う言い訳で済むのか?
春すぎて 夏きにけらし アメリカの BSE牛 あまた出てくる (Eric天皇)
by eric_tokugawa
| 2005-06-12 20:20
| 憂国