2005年 04月 16日
中国はネット検閲で「最先端」 |
4月16日中日新聞「中国はネット検閲で「最先端」 米大学など報告」
よって、すぐに「中国が反日デモ取り締まり 責任追及と警告」
朝日新聞4月16日「上海の反日デモに1万人以上、総領事館の窓ガラス割れる」2005年04月16日13時48分
ハーバード大学などの研究グループは十四日、中国のインターネット検閲について「国家が禁じたい内容へのアクセスを妨害し、またはアクセスを探知する能力では、もっとも進んだ技術を用い、多層的に行っている」との報告書を発表した。(中略)中国のネット検閲が他の国のモデルとなる危険性や、こうした状況では中国に民主化は起きないと指摘している。さらに、
技術的には特定のキーワードを使った検索を妨害するなど、最新のコンピューター技術を駆使して、台湾やチベットなどの国際問題をはじめ、天安門事件や法輪功の情報など反中国的とみなすサイトや情報へのアクセスを規制していた。今回の反日デモの参加呼びかけや、日本製品の不買運動が、インターネットを利用して広がっているとニュースで伝えられているが、もともとは中国政府のコントロール下にあり、政治的に利用していると言うことである。
よって、すぐに「中国が反日デモ取り締まり 責任追及と警告」
中国政府は十五日、反日デモについて初めて取り締まる方針を明確にし、警戒態勢を強めた。北京市当局は「社会の秩序を壊せば、法律によって責任を追及する」と警告し、デモを計画する反日団体のホームページを次々に閉鎖。と出来るわけである。さらに産経新聞4月16日「上海で5000人が反日デモ」
町村信孝外相の訪中を翌日に控えた16日、上海でインターネット上の呼び掛けに応じた反日デモが行われ、市中心部の人民広場など2カ所に5000人以上が集まり、一部が日本総領事館に向けてデモ行進した。この日は北京などでもデモ呼び掛けがあり、中国当局は無秩序デモの発生を防ぐため各地で厳戒態勢をとり、北京の日本大使館や各地の日本総領事館、日系企業もデモの過激化に備えて警戒を強めた。今度は、暴徒化する者が一人も出ないデモになれば、前回のデモが完全に中国政府の陰謀であることが明白となる。しかし、何人かの暴徒が現れた場合、今度は彼らが徹底的に中国の武装警察に取り押さえられる映像を目にするのであろうか?どちらにしても、強引に力で国民を抑えつけておけるのは、後何年くらいだろうか?今の中国の情勢は、日本の幕末の攘夷のように見える。日本が攘夷から倒幕へと動いたように、反日デモから大規模な反政府デモへの転換期はいつなのか?そして中国の真の開国、維新はいつなのだろうか?だだし、中国は日本と異なり共産主義で一極集中権力国家なので、予測がつかない。
朝日新聞4月16日「上海の反日デモに1万人以上、総領事館の窓ガラス割れる」2005年04月16日13時48分
中国国内で反日デモの再燃が懸念される16日、上海市中心部で若者らが中心となって1万人以上のデモを行った。今月2日から始まった反日デモが、日系企業と在留邦人が最多の上海市で行われたのは初めて。デモが許可されたものかどうかは不明。上海総領事館に物が投げつけられ、窓ガラスが割れた。上海に近い浙江省杭州市でも市民ら3000人規模のデモ行進が始まった。(中略)一部で武装警察と殴り合いになったり、もみ合いになったりした姿もあるが、警察は制止していないという。中国当局は数百人単位で警備を増強、一部では暴走する若者を拘束・連行するところも目撃された。
by eric_tokugawa
| 2005-04-16 12:12
| 憂国