2005年 09月 26日
放送とインターネットとの垣根がなくなる? |
NIKKEI NET9月24日「米ヤフー、独自ニュースをネット配信・まず紛争地報道」
【ニューヨーク=八田亮一】米ヤフーは著名な戦争取材記者と契約、26日からインターネット上の同社サイトで独自制作したニュースの配信を始める。米国のネットサービス提供企業は新聞や通信社のニュースを自社サイトに転載してきた。独自取材したニュースを配信するのは初めて。ヤフーは米国で最も閲覧数の多いサイトで、軌道に乗れば、既存の新聞・テレビの強力な競争相手になりそうだ。asahi.com9月26日「日テレのネット番組配信、10月28日未明から」
ヤフーは契約したのは戦争取材などに経験のあるケビン・サイツ氏。映像ニュースと記事をヤフーのサイトで毎日更新。閲覧者が意見を書き込めるなどネットの特性も生かす。閲覧は無料。
ヤフーの1―6月の売上高は24億ドル(約2700億円)で、9割弱は広告収入。独自ニュースの配信で閲覧者を増やし、広告収入を伸ばす戦略だ。記事を転載された既存メディアがネット企業を著作権侵害で訴える動きに備える狙いもありそうだ。[2005年9月24日]
日本テレビは26日、インターネットを通じた番組配信サービス「第2日本テレビ」を来月28日未明から始めると発表した。過去のニュース映像約2万本や放送番組の一部のほか、画家の岡本太郎さんが残した壁画の修復作業の記録など新たに制作した番組を用意する。料金は番組によって異なり、最高で99円の予定。将来、インターネットとTV放送が融合すれば、NHKも受信料集めに苦労しなくなるだろう。番組を全て有料にして、視聴者が好きな番組を見れるシステムにしてしまえば、集金して回る人の人件費も不要になる。そして、誰も見ない番組は作る必要もない。
同サービスと連動した番組を28日午前1時25分から同40分まで関東ローカルで放送し、終了後にサービスを開始する。視聴はストリーミング方式で、利用には無料の会員登録が必要になる。
by eric_tokugawa
| 2005-09-26 20:18
| IT・技術