2005年 10月 23日
鳥インフルエンザの猛威がやってくる? |
産経新聞10月22日「鳥インフルエンザ 欧州に拡大、爆発的流行の恐れ」
毒性が強い鳥インフルエンザウイルスH5N1型が世界的に流行する恐れが強まってきた。これまでアジアにとどまっていた鳥への感染地域が欧州へと拡大したためだ。大西洋の対岸にある米国では、ウイルスの流入を“水際”で阻止する態勢の検討に入っている。全世界的な対応の必要性が叫ばれる中で、アジア地域では、対策が後手に回っており、鳥から人への感染により今年初めて死者が出た。仮にウイルスが人から人に感染するという事態となれば、爆発的な流行も予測され、その影響は計り知れない。さらに、NIKKEI NET10月23日「中国、鳥インフルエンザに警戒体制・内モンゴルで鳥大量死」
【北京=桃井裕理】中国が鳥インフルエンザの人への感染を防止するため警戒体制を強めている。鳥の大量死が発見された内モンゴル自治区では緊急に周辺住民の検診を実施、現時点では人への感染が認められないことを確認した。北京市政府は市内や郊外で渡り鳥などの観測を開始し、異常を早期に把握する体制を整えた。中国の発表数字はあてにならないが、これから中国で爆発的に感染が広がる気がする。日本は、これから渡り鳥が飛来してくる季節、大丈夫なのだろうか?最近、風評被害を恐れてか、メディアでの報道が少ないのが、かえって不安である。
内モンゴル自治区フフホト市にある鳥の飼育場で2600羽が死に、19日までに毒性の強いH5N1型の鳥インフルエンザに感染していたことが確認された。
20日に回良玉副首相が緊急対策会議を招集。「予防を徹底し、応急体制を整える」ことを呼びかけた胡錦濤国家主席と温家宝首相のメッセージを伝えた。
by eric_tokugawa
| 2005-10-23 11:17
| 憂国