2005年 10月 25日
税金の無駄使い「国立追悼施設建設」 |
朝日新聞10月25日「無宗教の国立追悼施設建設へ 議員連盟を立ち上げ」
そこでの報告書の「はじめに」
この懇談会で、特に読んでいただきたい議事録は、「追悼・平和祈念のための記念碑等施設の在り方を考える懇談会(第2回)議事要旨(速報版)」
(3)意見交換(ルーラーを2/3ぐらいの所まで下げる)
2005年10月25日20時06分 無宗教の国立戦没者追悼施設の建設を促進するため、自民、公明、民主の3党の幹部は25日、議員連盟を立ち上げることを決めた。民主党の前原代表が同日の記者会見で明らかにした。自民党の山崎拓前副総裁らが呼びかけたもので、公明党の神崎代表、前原氏らを役員に28日に初会合を開く。小泉首相の靖国神社参拝で悪化した中韓両国などとの関係改善を図る狙いもある。この朝日新聞の卑劣な報道は、「国立の追悼施設は、02年12月に福田康夫官房長官(当時)の私的諮問機関が建設の必要性を示す提言をまとめた」としているが、この諮問機関の懇談会の内容は、追悼・平和祈念のための記念碑等施設の在り方を考える懇談会で見ることが出来る。
国立の追悼施設は、02年12月に福田康夫官房長官(当時)の私的諮問機関が建設の必要性を示す提言をまとめたが、政府内での検討は進んでいない。超党派による議連の発足により「首相に調査費をつけやすくする包囲網」(公明党幹部)とする狙いがありそうだ。
(中略)議連は、3党から5人ずつが役員になる。公明党は神崎氏、冬柴鉄三幹事長と東順治国会対策委員長、民主党は前原氏、鳩山由紀夫幹事長の就任が固まっている。自民党からは加藤紘一元幹事長が加わる予定だが、武部勤幹事長は参加しない方向だ。
そこでの報告書の「はじめに」
本懇談会は、昨年12月14日、内閣官房長官から、何人もわだかまりなく戦没者等に追悼の誠を捧げ平和を祈念することのできる記念碑等国の施設の在り方について、国の施設の必要性、種類、名称、設置場所等につき幅広く議論するよう要請を受け、今日までおよそ1年をかけて検討を重ねてきた。本報告書は、その検討結果をまとめたものである。としており、単なる参考意見を出しただけであり、朝日新聞が報じる「必要性を示す提言をまとめた」は、決して「作らなければならない」と言う意味ではない。かなりのバイアスのかかった読み方をしてしまう危険性がある。よって「政府内での検討は進んでいない。」も決してすぐに検討しなければならないものをほかっていたものでもない。
もとより、本懇談会で検討した事項は、いずれも、国民的な議論を踏まえ、最終的には政府の責任において判断されるべき重要な事柄である。
本懇談会としては、21世紀を迎えた今日、国を挙げて追悼・平和祈念を行うための国立の無宗教の恒久的施設が必要であると考えるに至ったが、施設の種類、名称、設置場所等の検討項目については、実際に施設をつくる場合にその詳細を検討すべき事柄であることから意見を取りまとめるのは時期尚早であると考え、将来、施設をつくることとなった場合の議論の参考に資するため、施設の概要を指摘するにとどめることとした。
この懇談会で、特に読んでいただきたい議事録は、「追悼・平和祈念のための記念碑等施設の在り方を考える懇談会(第2回)議事要旨(速報版)」
(3)意見交換(ルーラーを2/3ぐらいの所まで下げる)
○厚生省に確認したい。全国戦没者追悼式ではいわゆるABC級の戦犯の御遺族にも招待状が送られているということか。つまり、いわゆる靖国問題は中国・韓国のイイガカリでしかない。
○(厚生労働省)平成4年まで白菊遺族会といういわゆる戦犯関係の遺族会をつくっていたらしいが、その方には招待状を出していた。
○ということは、当然の帰結として真ん中に立っている「戦没者之霊」の中にはA級、B級、C級戦犯も含まれるということか。
○(厚生労働省)そういう方々を包括的に全部引っくるめて全国戦没者という全体的な概念でとらえている。
○全国戦没者追悼式にABC級の戦犯の御遺族が招待をされていて、霊の中にはそれが含まれるということについて今まで何か批判があったか。外務省に伺いたい。
○(外務省)戦没者追悼式に関してどうこうということは、私の知る限りない。
by eric_tokugawa
| 2005-10-25 20:45
| 憂国