2005年 10月 26日
私立高校で初の民事再生法の適応申請!! |
産経新聞10月26日「多々良学園が再生法申請 サッカー名門、負債71億」
桜木先生(ドラゴン桜)の出番ですよ。
サッカーの名門、山口県防府市の多々良学園高校を運営する曹洞宗系の学校法人多々良学園(中村見自理事長)は26日、東京地裁に民事再生法の適用を申し立てた。同地裁は受理、保全命令を出した。スポニチ10月26日「選手権17回の多々良学園が再生法」
同学園によると、負債総額は約71億円。高校と、同市内で運営する幼稚園は存続させる。文部科学省によると、私立高校を運営する学校法人の再生法申し立ては全国で初めて。
山口市内で同日、記者会見した中村理事長は「金融機関から73億円の融資を受け校舎を移転したが、曹洞宗寺院からの寄付金など見込んでいた資金30億円のうち3億円しか集まらず、返済できなくなった」と説明した。
同学園は27日午後1時から第1回債権者説明会を開く予定。今後、ほかの学校法人から資金支援を募り、3カ月以内に再生計画案を東京地裁に提出。5カ月以内に債権者集会を開き認可決定を受けたいとしている。
多々良高校は1948年開設で、生徒数は804人。全国高校サッカー選手権大会に12年連続17回出場の常連校として知られる。(共同)(10/26 20:15)
(前略)大分トリニータ所属の日本代表FW高松大樹も同校出身。校舎移転のための総事業費約85億円。その内30億円を寄付金で賄うのは、私学では普通なのか?
国と山口県は校舎移転の際、施設整備費として補助金計約3億7000万円を支給。同県の二井関成知事は「突然のことで経緯は承知していないが、非常に憂慮している。私学振興の立場から必要な指導をしたい」とコメントした。
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by eric_tokugawa
| 2005-10-26 21:36
| 教育